業者選び 防音工事

防音工事業者の選び方。失敗しないコツや信頼できる会社とは?

防音工事業者の選び方や失敗しないコツやポイントについて紹介します。

オフィスや店舗、住宅で快適な時間を過ごすために防音工事は効果的ですが、数日で終わるものから1ヶ月近くかかるものまで様々です。

コストだけではなく、手間もかかってくるので一度で確実に成功させたいですよね!

しかし、業者を安易に選んでしまって打ち合わせが不十分だと思わぬトラブルになる恐れがあるので注意です。

防音工事を検討中の方、工事業者をお探しの方はトラブル事例も掲載しているので参考にしてみてください。

防音工事業者を決める前のチェックポイント

一般住宅の場合、100%音が漏れないような防音はまず不可能です。

換気がない建物は建物基準法上ありえないので音を漏れにくくすることはできても音漏れはすることを認識しておきましょう。

それを踏まえた上で以下のチェックポイントを確認していきます。

  • 一級建築士などの資格を保有してるか
  • 建設業許可を受けているか
  • 性能などの仕様内容を提示できるか
  • 使う施工材料に根拠があるか
  • 目的に応じた提案が可能か
  • 測定結果が提示可能か
  • 音響障害に対応可能か
  • 防音・音響両方の技術力があるか

このように「本当にプロフェッショナルな業者なのか?」を見極めることが重要です。

最近では防音工事だけを優先して知識がないにも関わらず施工を開始する業者が増えています。

また、価格を重視し過ぎると手抜きをされたり、満足する防音効果が期待できないこともあるので頭に入れておきましょう。

 

失敗しない防音工事業者の選び方

防音工事の業者は全国に多数存在します。

一般的にはインターネットを利用して探すことになります。

  • どこに頼んでも一緒
  • 見積もりで一番安い業者を選ぶ

このような選び方は避けましょう。

防音工事は非常に専門性が高い工事なので防音効果が発揮できるかどうかは、業者選びで大きく変わります。

技術力があって実績や経験が豊富な業者は優先させるべきです。

 

過去の実績・施工例

防音工事業者を調べる上で、実績や施工例といった部分まで確認しておきましょう。

防音工事には技術力や経験、専門的なノウハウは欠かせません。

ホームページに施工できる対策や種類が写真で掲載されていることがほとんどです。

例として、ドアや壁などを専門的に行う業者に他の箇所を任せるのはオススメはできないので自分に合った施工事例が過去にあるかチェックしておきましょう。

業者選びの第一歩として実績と施工例、会社の歴史なども含めて確認しておくと安心です。

 

利用者の評判・口コミ

掲示板や工事の口コミが確認できるようなサイトで評判を知っておくのも方法の1つです。

注意点は、インターネット上の口コミは匿名性が高いので信憑性に欠けるのであくまで参考程度に活用するのがよいでしょう。

また、X(旧Twitter)などで運営会社に関する情報を書き込む方も多いので過去の書き込みを情報収集も業者選びに役立てることができます。

もし、身近に防音工事を行なった人がいれば、アドバイスなどをもらうのも良いでしょう。

 

施工価格・料金

防音工事で気になるのはやはりコスト面です。

同じ素材を使用していても、費用が大きく違う場合もあるので複数の防音工事業者から見積もりを取って依頼する業者を選ぶようにしましょう。

ただ、最も安い業者だからという理由で選ぶのはNGです。

施工内容や防音性能、費用とのバランスをよく確認して選べば後悔することはないと思います。

中には契約を急がせたり、極端な値下げを行う業者もいます。

見えない部分だからといって無理やりコストカットされてトラブルや失敗することもあるので覚えておきましょう。

 

担当者の対応・相性

実際に工事を進めていくと想定外の問題が発生したり、業者との方向性が違ってくる可能性があります。

依頼する業者は、打ち合わせから工事がスタートして終了するまで信頼できるパートナーであることが大事です。

完了するまでに何度も連絡を取り合うことになるので気持ち良いコミュニケーションを取れる人を担当にしてもらうとストレスもありません。

業者が信用できたとしても、担当者との相性が悪ければ失敗してしまうケースもあるので相性は意外に重要なポイントになります。

 

現地調査・アフターサービス

防音工事では、契約や着工する前に現地調査を行うのが基本です。

詳しくは下記の工程の流れをご確認ください。

防音工事の流れと工程。日数や作業期間はどのくらい?
防音工事の流れと工程。日数や作業期間はどのくらい?

マンションなどの集合住宅、独立した建物や戸建て住宅など夜間や音楽などの騒音対策として専門業者による防音工事の依頼が増えてきています。 ひと昔前までは、庭付き一戸建てが当たり前で生活空間が離れていたこと ...

続きを見る

 

この現地調査を行なってくれない業者もあるので注意が必要です。

現地調査に関して言えば、JISやISOなど公的な測定や評価をしてくれる業者を選ぶことで防音性能に対するズレが起こりにくくなります。

また、防音施工を行なって不具合があった場合はアフターサービスで対処できるか確認することも大切です。

何の保証もない業者と契約して後から欠陥が見つかった場合、泣き寝入りする結果になることもあります。

アフターフォローまで充実していれば、何か問題が発生したり、困ったりした際にもすぐ対処してもらうことができます。

 

防音工事のトラブル事例

防音工事はそれなりのお金がかかるので失敗は避けなければいけません。

でも、工事費用の安さだけで選んでしまったり、業者の言われるがままに契約してしまうと以下のような失敗をする恐れがあります。

 

トラブル事例

  • 防音工事に対するクレーム
  • 防音効果が期待外れ
  • 音が以前と変わった
  • 見栄えが悪い
  • 工事をしたのに効果ない

近隣住民への配慮や挨拶を事前にしておくことでクレームは防ぐことができます。

また、現地調査でデータを数値で共有しておいたり、最初のヒアリングや設計の段階で原因を追求しておくことも必要です。

使用する素材を写真だけではなく、実際に目で見て判断するなど、業者と上手くミュニケーションを取りながら進めていきましょう。

工事前のシミュレーションはもちろんのこと、細かいところまで念入りに詰めておくとトラブルを事前に回避することが可能です。

 

防音工事の業者選びまとめ

まとめ

  • プロフェッショナルな業者を選ぶ
  • 価格だけで選ばず実績や相性も重要視する
  • シミュレーションして事前にトラブルを防ぐ

防音工事業者の選び方について解説してきましたがいかがでしたか?

防音工事の需要は非常に高まっていて一般のリフォーム業者が業界に進出してきているので「効果が期待できなかった」というトラブルも多発しています。

コストをかけた分、満足度は得られるように記事での注意点に気をつけながら慎重に選択していけば失敗はないと思います。

ホームページや見積もり依頼の対応を確認して安心して任せられる業者を探してみてください。

他の業者よりかなり安い見積もりだった場合は根拠を確認して納得した上で契約するようにすれば後悔することはないでしょう。

 

-業者選び, 防音工事
-, , , ,

© 2024 防音工事.site Powered by AFFINGER5